2019年度前期分の学科授業改善アンケートの集計結果を分析し,その改善対策をまとめましたので,報告いたします.自由意見につきましては下記のリンクからご覧いただけます.(参考:機械工学科の教育改善について)
1.学科としての教育改善の報告
(1)アンケート分析結果
- 令和元年度前期の授業改善アンケートの自由意見から,多くの学生が授業に満足していることが確認された.
- 一方で,以下の問題点が学生から指摘された.多かった指摘は,教室が狭いとの意見である.低学年時の学生からの指摘が多かったことから,CAP制の下で履修人数が変動しやすいために学生に迷惑をかけていた.この問題は,大学として少人数教育を促進していたために狭い教室が多いことと再履修生の人数が関係するので,現在進めている教育改革のGPAの改善と合わせて改善していくことが考えられる.
- 板書の速度が速い,レポートの解説が無い等の学生の意見も少なからず頂いた.教員が対応すべき課題もあるが,学生が分からないことを質問する,あるいは,授業中に板書を消すのを待ってもらうようにお願いをする等の行動を取らずに,不満を持っていることが考えられる.
- 学生のストレスがアンケートの意見に表れ始めた.コメントにうそや話が通じない教員が多数いた等の意見があり,上記の意見も学生のストレスから出ている可能性がある.
- 障害を持つ学生への対応が十分でないことが確認されたので,再発の無いように改善していく必要がある.
- レポートの指導や授業態度に関する意見があったので,心当たりのある教員は改善の必要がある.
(2)アンケート公開方法
例年通り,機械工学科のHPに本報告結果と自由意見の回答を掲載する.
(3)学科の教育改善検討会議の概要報告
- 大学の方針に沿って教育改善を進めた
(4) 学科の教育改善内容
- 大学の方針に沿って, 具体的な作業を進めている.