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学科の教育方針(2020年入学生)

機械工学科では, ディプロマポリシーとカリキュラムポリシーに沿って教育を行っています. ディプロマポリシー, カリキュラムポリシーとは ディプロマポリシー(DP):各大学,学部・学科等の教育理念に基づき,どのような力を身…

機械工学科では, ディプロマポリシーとカリキュラムポリシーに沿って教育を行っています.

ディプロマポリシー, カリキュラムポリシーとは

ディプロマポリシー(DP):各大学,学部・学科等の教育理念に基づき,どのような力を身に付けた者に卒業を認定し,学位を授与するのかを定める基本的な方針であり,学生の学修成果の目標ともなるもの.

カリキュラムポリシー(CP):ディプロマ・ポリシーの達成のために,どのような教育課程を編成し,どのような教育内容・方法を実施し,学修成果をどのように評価するのかを定める基本的な方針

  • 東京都市大学理工学部機械工学科(2019年度まで工学部機械工学科)では、「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー),「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)及び「入学者受入れの方針」(アドミッション・ポリシー)の策定及び運用に関するガイドライン(平成28年3月31日 大学教育部会)に則って、以下のディプロマポリシーおよびカリキュラムポリシーを設定している.
  • 本学科の在学生はこれらディプロマポリシーおよびカリキュラムポリシーが本学科における自らの学修成果の目標および目標達成に関わる基本的方針であることを認識しなければならない.
  • 本学科の教職員はこれらディプロマポリシーおよびカリキュラムポリシーが学位授与判定,教育編成,学修成果の評価を定める基本的方針であることを認識しなければならない.

「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー),「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)及び「入学者受入れの方針」(アドミッション・ポリシー)の策定及び運用に関するガイドライン(平成28年3月31日 大学教育部会)

(参考)理工学部アドミッションポリシー

●2019年度以前入学生はこちら

ディプロマポリシー(学位授与の方針)

<理工学部ディプロマポリシー>

所定の年限在学し、以下の知識と能力とともに所定の単位数を修得した者に、学士(工学もしくは理学)の学位を与える。

  1. 社会の発展に貢献する社会人としての, 豊かな教養と人間性を修得している.
  2. 理工学全般で必要な基礎学力と, 学科の分野に対応する十分な専門知識を修得している.
  3. 現実に即した発想のもとに, 理論的裏付けを持った実践によって, 社会の要請に対応できる能力を修得している.

<機械工学科ディプロマポリシー>

所定の年限在学し, 以下の能力を身につけるとともに所定の単位数を修得した者に, 学士(工学)の学位を与える。

  1. 現実の問題に対して多様性を理解し, 工業製品やその生産が自然や人間社会に及ぼす影響について考えることができ, また負っている責任に関して理解しながら「もの作り」ができる.
  2. 自律的学習能力を修得している。
  3. 日本語で論理的に物事を考え,記述し,発言できる能力,またグローバルな世界で活躍できるコミュニケーション基礎能力を修得している。
  4. 数学,自然科学など理工学の基礎を社会の様々な問題に応用できる。
  5. 機械工学のエンジニアとして必要な力学と設計科学に関する教育課程の中の細目の構造,機構,制御,流れ,動力,材料,加工,設計,メカトロニクスを習得し,実際の問題に応用できる。専門分野における系統別の総合評価は機械工学科のHPに掲載している学修達成目標レベルの通りである。
  6. 技術者として自ら問題を発見し,それを解決するためのプロセスを計画的に進め,結果を理工学的に考察できるデザイン能力と責任分担能力を修得している。

カリキュラムポリシー(教育課程の編成方針)

<理工学部カリキュラムポリシー>

理工学部では、「理論と実践」という学部の教育理念に基づき、理論的な裏付けに基づいた発想により、現実の問題を解決する実践能力を有する人材を育成する。そのために、下記の教育課程を編成する。

  1. 幅広い教養と国際的コミュニケーション能力を修得し、それを支える心身を鍛錬するために、「教養科目」・「外国語科目」・「体育科目」を配置する。 
  2. 理工学全般に共通する知識・能力(実行、思考、協働など)・倫理観、および、深い専門的知識・能力を修得するために、「理工学基礎科目」と「専門科目」を体系的に配置する。
  3. 社会の要請を見据えて、仕事を遂行する基礎力、実社会での課題を探究する能力、および実社会の複合的な問題を解決する能力を修得するために、「PBL科目」・「卒業研究」などを配置する。

<機械工学科カリキュラムポリシー>

  1. 社会・健康・安全・法律・文化・環境などに関する教養から,現実の問題の多様性を理解し,工業製品やその生産が自然や人間社会に及ぼす影響について考えることができ,また負っている責任に関して理解しながら「もの作り」のできる能力を修得するための科目(教養科目,理工学教養,技術者倫理)を配置する。
  2. 自律的学習能力を修得するための教育目標に対して,科目の中に実験,実習,演習,卒業研究,技術レポートの作成,宿題等によるアクティブラーニングを設定する。
  3. 日本語で論理的に物事を考え,記述し,発言できる能力,またグローバルな世界で活躍できるコミュニケーション基礎能力を修得するための科目を配置する。
  4. 数学,自然科学など工学の基礎を習得し,他専門分野の基礎を自ら学べる基礎力と,機械工学に関する問題を解決する応用能力を修得するための教育課程を編成する。
  5. 機械工学のエンジニアとして必要な力学と設計科学に関する教育課程を編成する。専門科目は,系統別に構造,機構,制御,流れ,動力,材料,加工,設計,メカトロニクスに分類される。建学の精神から,必要最低限の機械工学の教育は必修科目として配置するが,自由・自治の観点から高度な専門科目に関しては選択科目として配置する。なお,専門科目の系統的な教育を促進するために,履修モデルを学修要覧に掲載している。
  6. 技術者として自ら問題を発見し,それを解決するためのプロセスを計画的に進め,結果を理工学的に考察できるデザイン能力と責任分担能力を修得するための体験学習科目を配置する

備考

  1. 機械工学科のカリキュラムポリシーとディプロマポリシーは日本学術会議の機械工学分野の参照基準に準拠している。
  2. 機械工学科のカリキュラムポリシーとディプロマポリシーはJABEE エンジニアリング系学士課程 機械および関連の理工学分野の認定基準を参考に作成している。
  3. 系統別の学修到達目標レベルは,機械工学科のHPに掲載してある。
  4. 系統的な教育を促進するために,履修モデルを作成し,学修要覧に掲載している。
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