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機械工学科:平成26年度前期分の授業改善アンケート集計結果と改善対策について

平成26年度前期分の学科授業改善アンケートの集計結果を分析し,その改善対策をまとめましたので,報告いたします.自由意見につきましては下記のリンクからご覧いただけます.(参考:機械工学科の教育改善について)

1.学科としての教育改善の報告

(1)アンケート分析結果

  • 平成26年度前期の授業改善アンケートの評価を分析したところ,低学年の学生のやる気が低下していることが確認された.この理由に関して,今後検討し,学生のモチベーションを向上させ,教育の充実化を図っていくことが検討された.また,各科目でパワーポイントの改善や配布資料の準備,宿題(アクティブラーニング)に関するコメントが記載されていたことから,担当者ごとの教育改善の様子が確認できたとともに,その改善方法に関して話題提供としてではあるが情報をシェアすることができた.
  • 教員の熱意と学生の満足度は高い評価が得られた.
  • 自由意見を多数いただき,改善するべきことは改善し,昨年度要求のあった改善が必要な内容に関する意見は無かった.しかし,教員の学生に対する態度に関するコメントが多数あった.このコメントに関しては,その理由が記載されていないものが多数あったため,科内でその理由を調査し,必要に応じて適切な対応を取り,今後その経過を見ていくこととした.

(2)アンケート公開方法

  • 例年通り,機械工学科のHPに本報告結果と自由意見の回答を掲載する.

(3)学科の教育改善検討会議の概要報告

  • 昨年度の1年生から機械工学の基礎とも言える工業力学を工業力学(1),(2)に増強し,これらの科目では習熟度別クラスを開講したので,その教育効果を本年度の2年生の専門科目の合格率や理解度と照らし合わせながら検討した.また,昨年度工業力学(1),(2)の習熟度別クラスを開講して気付いた点などから,本年度以降の習熟度別クラスの教育改善の打ち合わせが行われ,その内容に沿って講義が行われた,あるいは行っていくことが確認された.
  • カリキュラムのスリム化の検討を行った.
  • 来年度のリニューアル機器の検討を行った.

(4)学科の教育改善の具体策

  • 昨年度から工業力学を工業力学(1),(2)に増強し,習熟度別クラスを開設した効果に関しては,引き続き経過を見ていくこととなった.
  • カリキュラムのスリム化に際して,7科目のカリキュラム変更を進めるとともに,新たに3名の非常勤講師の採用を進めることになった.
  • 最近の実情に合わせてCAD端末を製図の授業に導入した方がよいとの意見があがり,来年度のリニューアル機器としてCAD端末の申請を行うことになった.

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