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流体工学研究室

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研究室の特色

  • 流体の運動に伴う様々な現象と流体を取扱う機器に関する研究
  • 身近なところに,流体工学の成果はたくさんある
  • 自主性を重んじ,学生も「研究者」として扱う
  • 研究室オリジナルサイト

メンバー紹介

教 授 大上 浩
准教授 冨士原 民雄
准教授 西部 光一

研究内容

流体とは気体・液体の総称です.当研究室では,流体の運動に関する現象と,流体を取り扱う機器に関する工学上の問題について研究をしています.研究には「流れの可視化」「マイクロ流体」「流体機械」という3つの大きな柱があります.「可視化」とは,煙突から出る煙や風に舞う木の葉を見て風の動きが分かるように,本来見えない水や空気の動きを見えるようにすることを言います.この「見えないものを見る技術」を駆使して,流体の運動を調べています.「マイクロ流体」では,非常に小さな装置の中の流れなどの「極めて小さな流れ」を研究します.また,航空機のジェットエンジンや風車などの「流体機械」に生じる諸問題について研究します.最近マイクロ・ナノテクノロジーの開発,エネルギ利用効率向上が国家的戦略として報道されていますが,当研究室ではマイクロ・ナノテクノロジーと流体工学を融合させた最先端の研究と,流体機械によるエネルギの有効利用の研究を行っています.

社会との接点

流体工学とは流体の動きを詳しく調べる学問分野です.というと難しそうですが,私たちの身近なところでその研究成果はたくさん活かされています.例えば毎日の生活に欠かすことの出来ない水を送るポンプは流体工学に基づいて設計されますし,自動車のボディ周りの空気の流れを調べて空気抵抗を減らし燃費を向上させるのも流体工学の仕事です.また,人体に入ってしまうような非常に小さい医療用のマイクロマシン,あるいは飛行機・ロケットなどの開発にも流体工学は欠かせません.このように流体工学は小さいものから大きいもの,身近な生活必需品から最先端技術まで,非常に幅広い範囲でその研究成果が活かされています.したがって,流体工学はチャレンジする価値が高い研究分野と言えます.

研究室の横顔

一年間をかけて行う卒業研究が充実したものになるためには,自ら考えて主体的に取り組むことが必要です.そのため,本研究室では学生と言えども,すべての面で自主性を重んじ,「一研究者」として扱います.研究内容はいずれも工学の基礎となるものであり,その成果を礎として様々な技術が発展することが期待されるものです.

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